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2013年01月25日

ど〜ちゃんの原発反対-その29「冬の詩」

ど〜ちゃんの原発反対-その29「冬の詩」

伊藤整『雪明りの路』(1926年12月、椎の木社発行)より

ある方のブログで紹介されていたこの詩の冒頭の「でもね」が頭から離れない。

毎年、すべての生き物が等しく春を喜ぶのは、寒くて暗い冬の間、
「もしかしたらもう春は来ないかもしれない...」という不安を抱えているからなのではないか.....。
だから、ちゃんと桜が咲いてたんぽぽが咲くと「ああ、ほらほら、やっぱりちゃんと春が来た」と安堵する。

「でもね」の中の不安と期待がなんだかとても気になるのです。

桃も桜もたんぽぽも毎年毎年毎年毎年変わらず咲いてほしいと思います。
私は特に植物に思い入れがあるタイプではないのですが、近頃、とてもそう思います。

おりこうさんで待っていれば、それは、夢のやうに来ますように。


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この記事へのコメント
人はいつも、「でもね」とつぶやきながら、つらい時代を生き抜いてきたのかもしれませんね。僕らは今日もつぶやきます。「でもね・・・」。
Posted by 飯野 at 2013年01月25日 14:16
うん。
でもね、がんばる。
雪の中でも 桜を見る。
日本たんぽぽ どんどん減っています。
種があったら 取って置いて下さいな!
Posted by しろうさ at 2013年01月25日 14:44
本当に、夢のように来てくれていた爛漫の春が荒れていくのを怖れ悲しみつつ、せめてこの絵と夢の中で見させて頂きましょう。
Posted by 冬の寝子 at 2013年01月26日 17:40
飯野さま
そういえば考えてみれば「でもね」の連続だなあ。
Posted by TSUTSU at 2013年01月27日 15:10
しろうささま
日本たんぽぽってそんなに減ってるんですか?
よく見るたんぽぽっていうのは西洋たんぽぽなんですね。
Posted by TSUTSU at 2013年01月27日 15:12
冬の寝子さま
夢のように来るものを待ってはいるのだけど、
実際の夢のなかではとんでもないことがおこったりもしますね(笑)。
Posted by TSUTSU at 2013年01月27日 15:15
伊藤整 昔小樽商科大学の教授をしていて、この学校に行きたいと思ったものでした。北海道から内地に引っ越してこなければそうなっていたのかな・・ふと思ってしまいました。

そう、人間達がいなくなっても「春はくる」のです。
Posted by 山猫軒 at 2013年01月28日 10:28
山猫軒さま
そうですよね、春は人のために来る訳ではないのですよね。
Posted by TSUTSU at 2013年01月31日 11:37
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