猫事記

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気がつけば、みぃこさんとのつきあいもずいぶん長くなって来た。
こどもたちとの会話も楽しいけど、
みぃこさんはおとななので、なんだか対等に話ができる。
いいね、猫の親友も♡

  

「あなにやし、えねこを」

古事記の最初の方に出てくるイザナギ、イザナミの有名な台詞「あなにやし、えをとこを」「あなにやし、えをとめを」は
「ああいいなあ、いい男よ」「ああいいなあ、いい女よ」ってな意味だそうで、
「あな」は「ああ....」、「にや」は「好い」、「やし」は「なあ」、「え」は「好い」、「を」は感動の「よ」なんですって。
.....と、折口信夫先生が言ってらっしゃいます。
それで、猫たちを見る度に私は心の中で「あなにやし、えねこを」ってつぶやいてしまいます。

猫はいいです。
いや、すべて生き物はいいです。
本当に。

今日は、桃と栗の三歳のお誕生日です。
朝からずっとこのことばをくりかえしてます。
「あなにやし、えねこを」「あなにやし、えねこを」「あなにやし、えねこを」..........

心から。



（みぃこさんも雉子丸も元気です）