猫事記

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昨日、手術は無事終わり、かなりの出血はあったものの、夜7時くらいにはお家につれて帰って来れました。
りっちゃんが耐えられるであろう手術時間内には増殖したすべての腫瘍をとることはできなかったようだけど、ひとまず、大きな塊は取り除いてもらえました。
ガリガリのお腹は皮が薄く少なく、つっぱって、それはそれは痛々しいのですが、ゆうべはお布団で一緒に寝て、朝もちゃんと一緒に起きて、ごはんもちゃんと食べて、今は、ぱたりと寝てしまいました。
傷口が痛いらしく、時々小さく震えていますが、風太郎がずっとそばにくっついていて、りっちゃんを温めてくれています。
おまけみたいに笑吉もくっついていますが、りっちゃんにとって、「いつもどおり」ほど、安心できるものはないようです。

また、そのうち再発することはまちがいありませんが、しばらくは、せめて半年くらいは、楽に過ごせるのではないかと思います。
励ましのお言葉ありがとうございます。

猫も人も、明日が確実にあるとは限らないので、せめて毎日毎日機嫌良く暮らしたいものだと思います！

追伸：夕べも今朝もちゃんとグリはやってきてます。彼（？）もすっかり家族だなあ.......。
  

猛スピードで岩石の様に大きく突き出た腫瘍が二つ、りっちゃんの細いお腹を突き破る........。
とてもじゃないけど、絵には描けない現実。
出血と化膿の繰り返しがあんまり可哀想で、今日相談に行った。
りっちゃんが食欲があるのと、元気もあるので、陽気のいい今、もう一度手術をしてもらうことにした。
りっちゃんの生命力を信じて！
がんばろう、リスト！

  

そんな体で、走る、跳ぶ、食べる、食べる！！
りっちゃん、その元気は百点満点だ！
でも、ちょっと気をつけてね、心配だから。  

りっちゃんの乳がんが悪化してしまった。
まっちゃんと同じで、あっちこっちに飛び散っている腫瘍は一度の手術では完全にとりきれず、
またどんどん小さなりっちゃんの体を蝕んでいた。
そして、大きくなった腫瘍は異常に薄いりっちゃんの皮膚を破って表に出て来てしまっている。
りっちゃんはとても小さく、1.7キロしかない。
年齢と体調を考えたら再手術は無理ではないかということで、傷口の消毒と、お薬でやりすごしている。
食欲もあるし、ちゃんとお薬も飲むし、まっちゃんと違ってうんちもちゃんと出るし、一見元気そうに見えるのだけど、
傷口の消毒をしてたり、小さな軽いりっちゃんをだっこしてたりすると時々とってもつらくなる。
まっちゃんが死んでしまってりっちゃんは急に年をとった。
でも、まだまだあっちにはいかないでほしい。
どんなにやせっぽちでも頑張っていっぱい食べて、もっともっとそばにいてほしい。
負けるなりっちゃん！  

まっちゃんもそうだったけど、猫はおばあちゃんになるとわがままで気が強くなる。




あ........、
人間も同じか.........。
はい、そうでした、そうですとも......えへへ。