猫事記

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ど〜ちゃんからのプレゼントはずいぶん立派な上の左側の犬歯。
ちょっと前にもどこか奥の方の歯が1本抜けた。
ど〜ちゃんはとても模範的に年をとっているようです。
身体の弱って行きかたが老衰の正しい見本の様で、
へんな言い方だけど、「ああ、衰えるってこういうことなんだなあ」って感心します。
それでもその年なりの花を咲かせて、しっかりしっかり生きてるど〜ちゃん、
その姿は私にとってなによりの誕生日プレゼントなのでありました。
歯なんか抜けたってへっちゃらでモリモリがつがつ食べるど〜ちゃんなのであります。
  

ちいちゃくちいちゃく妖精のようになってしまっているど〜ちゃんと
ま〜るいま〜るい風太郎は不思議な関係。
動物はいいなあ、本当にいいなあ。  

ど〜ちゃんのこの冬のコレクション



ふわふわの気持ちいい素材でできた「着る毛布」っていう冬用ペット用品。
前面と背面の2枚仕立てになっていて、両肩と両脇にあるスナップでとめるようにできている。
犬用だけど、超小型犬用っていうのをためしに買って着せてみたら、
思いのほか似合っていたのとど〜ちゃんが気に入ってくれたので色違いでもうひとつ買って来た。
ピンクとアイボリー、どっちも可愛い。
くるくるになった羊の毛みたいな加工のしてある表面と水玉模様の裏面はリバーシブルで使える。

体調が変動しやすいのを少しでも防ぐためと、あまりにもガリガリになった身体を保護するため......。
子どもの頃は数度の皮膚移植の後、私が作ったへなちょこ術後服をずっと着ていた。
いくつになっても、何を着ても似合うねど〜ちゃん！
あったかくして楽しく冬を過ごそうね！


  

ど〜ちゃんのハナタレ蓄膿はもう全然治らず、いつもティッシュを持って追っかけている状態。

でも、猫はほんとはティッシュなんか要らないのだ。
..........................................ほんとのエコだ。
...................すばらすぃ...............................でも、真似はできない。  

夜の猫の目はまんまるで可愛い。
寝ていると思ってたど〜ちゃんを覗き込んだら、こっちをじっと見ていた。
「なあに？」
って聞くと、
声を出さずに口だけ開けてお返事をして、
目を閉じてす〜す〜眠った。