猫事記

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今年もいろいろありました。
風太郎のことはほんとにつらく、猫事記を続けるのももう終わりにしようと思っていましたが、
皆様の励ましもあり、どうにかこうにかまたぽつぽつと続けています。

猫との暮らしを描くことは、いいことばかりではありません。
それでもやっぱり猫のいる暮らしはとても幸せなものだと思っています。

皆様、今年一年本当にありがとうございました。
どうか来年が心穏やかな年になりますように、
またよろしくお願いします。

TSU
  

ようやく風太郎から便りが届きました。
「会えたよ」
それだけ。


.........わかったよ、風太郎。
よ〜く見えるよ。
よかった、会えたね。
グリ、ミケコ、風太郎をよろしくね。
またね、
またいつか、かならず。  

長く、更新できずにおりました。
ご心配いただいておりました我が家の王子、風太郎は、先週、とうとう逝ってしまいました。
重度の腎不全で、毎日毎日の点滴でどうにかがんばっておりましたが、
13日、夕刻、全員に見守られながら、私の腕の中で静かに息をひきとりました。





ご心配していただいた皆様、どうもありがとうございました。





このブログはそもそも『風太郎便り』の外伝のようなものでした。
猫の事を記す......というのは現実としてたくさんのお別れがあるのだと、近頃、身にしみて感じております。
そのなかでも、王子の存在はあまりにも大きく、
今まで通り、その最後を絵にする......ということはどうしてもできませんでした。

この先の更新は少し時間がかかりそうです。

  

このところ、風太郎王子は体調が悪く、毎日病院に点滴に行っている。
腎臓が悪いのと、暑さのせいと、歯周病その他ですっかり弱ってしまい、ひどく痩せて、食欲がなくなってしまったのだった。
ここ数日は、少し意識も朦朧としたりして、心配で心配でたまらなかった。



昨日、点滴をしている時に先生に「ちゃんとごはんを食べられればこんな点滴なんてしなくていいんだよ」と言われて、もっともだと思ったのか、
家に帰ってすぐに、いきなり「何か食べたい」と言った。
鶏肉からとったスープをあげたら一気に飲んだ。
夜ももりもり食べた。
今日は、点滴から帰ってきたら、すごく楽そうにすやすや眠っている。
「ああ、気持ち良さそうに寝ているなあ」と覗き込んだら、薄目を開けてこっちを見ていた。
  

今年ももうあとほんのわずか！！！
今日はもう冬至ですね、カボチャを食べなくっちゃ。
こちらは全員ばっちり元気なのですが、あれこれ慌ただしくゆっくり更新ができません。
かわりと言っちゃあなんですが、かぼちゃのように丸い風太郎王子の後ろ頭を。
寒い冬、皆様、この写真でほっこりしてくださいね。